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# これは面白い。時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ

 

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このページは、「現逃の日々」のウェブサイトの、日記のページです。

 

今回の日記は、偶然見始めた「LIFE ON MARS」の紹介です。

見てなくても、見た人と会話が出来るような内容に後半なりますが、
前半は紹介だけなので、見ようと思う人はネタバレ注意以下をすっとばしてください。

一話から最終話まで、ざっくりと書きます。だから、今回の日記を読み終わると、
完全ネタバレ注意ですからね。警告のバーを貼ってますから、ご参考に。

イギリスのドラマです。日本での題名は「時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ」です。

見終わりました。衝撃最終回見ました。ええ、見ましたとも。

怒りにも似た感情が吹きすさいでおります。

いえ、超絶面白かったのです。誤解なきよう。しかし、しかしです!あのラスト……

簡単に、どんなドラマかお話しする前に一言。ドラマって聞いただけで「めんどくさい」と拒絶反応する人がいますが、私の印象では近年のどんな映画より、いろんなドマラの方が断然面白い作品が多いと感じています。もちろん、映画もたんまり見てる方なんですが、最近はドラマが面白い。予算もすごいかかっています。

しかし、私の周りも連続で沢山見なければならないので「めんどくさい」と感じる人が多い(汗)
もったいないわ~~。

で、話が合わないのでブログで書きなぐってやるって事です(汗)

今回は、時空刑事1973ライフ・オン・マーズの話。

イギリスのドマラ。イギリスのドラマで好きなのは「Doctor Who」「トーチウッド」辺りでした。
面白んだよ、これが。

アメドラと雰囲気が全く違っていて、なかなかイケてるイギリスの映像作品の世界。
イギリスのシーズンは短めなので、いつも、もっと!って思っちゃいます。

今回紹介する「時空刑事1973ライフ・オン・マーズ」のドラマは、時間物のSFでもあり刑事物でありって感じです。

脚本がとにかく素晴らしと感じました。

簡単なあらすじは……

2006年、イギリス。マンチェスター警察の警部、サム・タイラー。
連続殺人犯を追っています。

捜査中、車にひかれます。ドアを開けて降りた瞬間。もう、突然にはねとびます。
ホラーのようでもあります。ちょっとビックリ。

なんとか起き上がります。すると、そこは1973年のマンチェスターでした。

じつは、私はこの時点で「だめだこりゃ。つまらないかも……」と思いました。

ありがちだと思った。時空SFにはうるさい私は(←どーゆー)がっかりしたのです。

今時、事故から目覚めたらタイムスリップしてたとか……って感じです。それが、こんなにも面白いストーリーの始まりだったと感じるのは、もう少し後でした。

とにかく1973年にサムはいます。訳がわからず大混乱します。当然ですね。

さらに、不思議な事に辻褄があっていた。

サムはハイドからマンチェスターに転勤移動中に事故にあい、
困りはてながらも、1973年の居場所があるのです。

うまい!これ書いた人。わかってるわ。だらだら混乱してます的で1973年に来ましたって
描写が長ければテンポ悪いもんね。

しかし、サムがひつこく「夢だ」と感情を爆発させる事に「大人なんだから冷静に分析しろよ」
と思っちゃいましたけど。

とにかく、73年で刑事補佐として事件の捜査をしなければならない、否、それしかない状態におかれてしまいます。

そして、生活が始まるのです。もちろん、現実の世界に帰る野望を捨てません。

これ、1973年レトロ刑事って感じでもないんです。そこが面白い。

絶妙に好奇心をつついてきます。ラジオやトランシーバーやTVから、
どう考えても21世紀の事が聞こえてきます。聞こえているのはサムだけのようです。

あと、一人の女性には打ち明けます。僕は未来から来たんだって。

全く信用してもらえませんが(笑)

なので、程よくSFを忘れない展開で刑事物が進みます。その事件も、面白い。

犯人や関わる被害者とか、サムの知り合いが絡んでいたりします。だから、サムは
「こいつは、悪党の親玉として成功する」とか「若い母親」とか「自分」とか現実で疾走している
自分の「父親」とかにも会います。

もう、この辺りはゾクゾクします。これぞ、時空物の醍醐味ですやん。

さらに、73年当時の捜査方法をビシバシ変えていきます。なにせ、サムは21世紀の人だから当然です。尋問を録音したり、犯人の人権を考えたりです。

当然、73年のチームと反りが合うはずがありません。

もう、喧嘩です。犯人関係なくボスと殴り合いです。チームの不正が見過ごせない彼は、
仲間と殴り合いです。凄まじいです。

こんな感じで進んでいきます。

73年の世界も素晴らしく描かれています。イギリスって感じもよく出ています。

彼は、どうなるんでしょう~~って進んでいきます。

では、最終回の感想を書きたいので、以下・ネタバレゾーンに突入します。

これ、面白いから見てない人は、ここから↓は見ないでね。いや、わりとマジで言ってます。

 

attention

 

1話目で、現代から過去に戻りました。交通事故がきっかけです。連続犯を追っている時でした。73年に飛ばされたサムは大混乱。しかし、73年の刑事補佐としての生活を送るしかなくなります。

だが、70年台には21世紀から比べて違う事が沢山ありました。

携帯電話なんてありません。パソコンもありません。捜査技術も未熟です。
それに、人も違います。常識が違うからです。

当時の社会問題、現在も続く社会問題がリアルに描かれています。

73年の同僚やボスが暴力的な捜査や尋問をしたり、「必要悪」や「証拠の捏造」などが
許せないサムは、衝突します。凄まじくです。

しかし、元々優秀な彼は事件を解決したり、冤罪を防いだりします。だんだんと打ち解けているのですが、毎回、強烈に仲間割れしたりします。基本一匹狼的な立場です。

彼は、いつもなんとか「未来」に戻ろうとします。

そして、戻れる可能性を示唆するのが「音」です。突然聞こえてくる「未来の音」です。

その音の多くは、病室で寝ているサムに話しかける医師や彼女や母親の声。
サムは、73年にいるが21世紀の人間である事が妄想ではないと確信します。
じつは、サムが未来から来たと打ち明けてる女性に「疲れてる」「妄想」と言われ続けます。

ほんとに沢山の事件を解決していくのですが、時々、サムに直接関係する人を担当します。

恋人を拉致した犯人が73年当時小物だった悪者とかね。もう、人権がとか乱暴な捜査をたしなめて来たサムですが、この時ばかりは「どうにかして」逮捕すれば、未来で恋人が拉致される事も無くなるのではと、荒っぽくなります。

「どう~しちまったんだ!」

と言われるしまつ。サムは、結局、犯人に未来から来てお前を追っていたって話します。
もちろん、頭がおかしいと思われますが、サムはそれを逆手に取る。

「あの刑事、頭がおかしいぜ」と犯人がいいだしたら、すっとぼけます。
そして、精神病院に隔離させる事に成功します。

なぜ、そんな流れになるかと言ったら、完全にカモフラージュして警察も発見出来ない事などをサムが暴いてしまうからです。サムはそいつが悪者だと知っているからでした。

結果、精神病院に一生隔離する事に成功します。

また、聞き込みに行った所が自分の昔の家で、若い母に合う話もあったりします。
そこで、その当時4歳だった自分ではわからなかった家の事情などを知り、
胸を痛めます。

サムが時々、結果大手柄を上げる事件には秘密があります。それは、21世紀の人間だから大きな事件を知っているのです。それらを防ぐ事はできませんが、

記憶と食い違う事に反対するのです。例えば、あるテロ組織が扱ってる麻薬の種類が違うのに、ボスや仲間は逮捕して尋問するが、サムは「彼らが扱ってる薬ではないから、今回の犯人は別にいるんだ」ってな具合です。

どうしてわかるんだと聞かれても答えようがありません。結果、新犯人を一人で追いかけたりします。やっぱり、どっか孤独なサムです。

疾走した父親とのエピソードは興味深かった。

サムは、父親がある日突然疾走した家庭で育ったのですが、その理由にぶち当たります。
この話、私は腑に落ちない。

事件に巻き込まれた父親は、家族を守るために消えようとします。
その為と言えど、女性刑事を殴ったり、悪物2人を殺したりするのです。

もちろん、気の毒で悪い人ではありません。しかし、ちょと美味しいビジネスに手を出したのも事実です。結果、若き父親に、「疾走なんて考えるな。子供は父親が必要なんだ」と、
ちょっと説得したりします。しかし、若き父親は疾走する事を選びます。

父親が疾走したのは、親戚の結婚式でした。なので、サムはそこで待ち伏せします。
若き父親を逮捕する為です。

しかし、仲間の刑事も遊んでいた訳ではありませんでした。情報をたどり結婚式場に来ます。

仲間の女性警官が赤いドレスで来ていました。その時、サムは思い出しました。

父親を最後にみた記憶。赤いドレスを着た女性を殴り倒してる姿です。
サムは、封印していた記憶が戻りました。

仲間の女性刑事が危ないので、父親が逃げた後を追います。
結果、殴り倒している所に追いつき、彼女を助ける事が出来ました。

しかし、彼を逮捕しなくてはなりません。サムは悩みます。
彼も観念しています。

僕が消えなければ、女房が!子供が!危険なんだと訴えます。サムは、守ると約束しますが、
記憶では、警察に逮捕された事実はありません。

逮捕寸前で、サムは「逃げろ」と彼を見逃します。

私的には、腑に落ちません。逮捕すべきだと思いました(汗)

いろんなエピソードで、未来と現在の間でサムは悩みますが、
精神病院に叩き込んだはずの犯人が、21世紀の彼の病室で、
彼を殺そうとします。

これは、ラジオやTVからの未来の音で分かったのです。
どうも、病院を抜けだしサムに恨みを晴らそうとしているらしい。

ある時間が来たら生命維持装置みたいな物を壊すのか、毒でも盛るのか忘れましたが、
時間までにどうにかしなくてはと焦ります。

サムは、事件を解決する事が目覚める(未来の自分に戻る)と考えていたりします。

なので、時間内に事件解決をする為、必死に捜査し解決しました。事件を解決すると、
21世紀の病室でも、問題が解決します。

21世紀の病室で起こった事が、73年のサムに直接影響があります。

薬の量が間違えて投与されると、クラクラしたりします。
また、未来の世界で死にかけると周りが暗くなり、倒れたりします。

そんな事から、サムは73年がやっぱり妄想だと思うのです。
だとすれば、病院から脱走してサムを殺すって事が矛盾になります。
サムは、それに気づいていません。

そんなこんなの、興味深い話が沢山あるのですが、不思議な人と会います。

ボスが疑われ一時的に拘束されます。そこに、代わりのボスがハイドからやってきます。

冷静で頭が切れ、ふざける部下を叱りつけます。散らかった捜査本部が綺麗に片づけられます。そして、女性警官に「市民に警察の信頼を上げる」為に、広報担当にします。

サムは、それらに「この時代にも、まともな人がいる」と感じるのです。

しかし、そのやり方や頭の切れ方を見て、「この時代の人?」と疑いを強めますが
確信がもてずにいます。

あれこれといろいろあって、ボスの疑いが晴れるのですが、ハイドから来ていた臨時のボスは
ハイドに帰る事になりました。

サムは、ラジオやTVの声から、「もうすぐ家に帰れる、頑張るんだ」との声を聞いていました。

臨時のボスが帰る時、エレベーターのドアが閉まるその瞬間、

「もうすぐ家に帰れる、あと少しだ」とサムに言い残して行きます。

もちろん、サムは大混乱します。ほんとに、サムはよく混乱する人です(笑)ま、当たり前。

この話の時点で、サムはほんとに沢山の事件を解決しています。また、多くの事件を未然に防いでいる可能性も高いです。

彼が気になるサムは、彼にどうにかして連絡を取ります。

もう一度、会うことになりました。そこで、彼はサムの任務が終了に近づいてる事を話します。

キタコレ・クライマックでんがな。

なんと、サムはボスと捜査チームを解体する任務を追っていたのです。
警察のガンだって事。乱暴な捜査、冤罪、証拠の捏造。

サムもそんな体質と戦って来ました。しかし、すっかりサムは仲間になっています。
そして、彼らも、自分たちの街を守るために命を張っているのです。
サムはそれを知っています。

証拠の捏造は、逮捕しているワルが犯人なのは分かってるのですが、証拠がない。
野放しにすれば誰かが死ぬ。だから、秘密に証拠の捏造をしたりするのです。

自身の保身や経歴のためにする刑事ではありません。

サムは、そんな時「猛烈」に反対するのですが、
「そんな時、ハイドではどうするんだ」と聞かれた時、「証拠不十分で逮捕出来ない」
と答えたりしています。

難しい事になりました。

この話の少し前、未来では起きないサムにけじめをつけ、恋人が去って行きました。
ずっと、励ましてくれていたのですが、「今、私に必要なのは抱きしめてくれる人」と、
難しい決断を告げ、もうお見舞いに来ないと言って、サムをふりました。

そして、サムは落ち込んでいたのです。が、1話目からずっと一緒の女性刑事に恋心を抱いていたサムは、振られた事で、女性刑事の事を真剣に考える事が出来るよになりました。

そんな彼女も、解体目標のチームです。

証拠とレポートをまとめて提出すれば、家に帰れると言われたサムは、

「これで、帰れるんだな」と念を押しました。

そうだと返事をもらった彼は、警察で証拠を集め出します。

 

「ジーン・ハント(ボス)を破滅させろ。彼は腫瘍だ。彼を取り除けば君は戻れる」


乱暴な捜査や、取り調べの音声をテープに録音しレポートをまとめました。

そんな事とは知らない仲間達は、危険な捜査を進めていました。
ボスがワルの仲間の振り、つまり、囮捜査ってやつです。

危険だとサムも止めますが「オレの街を守る」と聞きません。

悩みながらも、ボスと捜査チームの内部告発をハイドから来た彼に渡すことにしました。
家に帰れる、その一心でキツイ決断をしたのです。

証拠の書類とテープを封筒に入れて、墓地でおちあいました。

サムは渡しました。これで帰れると確信していました。

しかし、まだ仕事は残っていると言われます。話が違うとサムは怒こります。

じつは、TVやラジオの音声で言われていた事がありました。
それは、サムには脳腫瘍があり、それが原因で目覚めないのではないか?って診断が
下っていたのです。

いろいろ考えると、なんと、ボスは脳腫瘍だった!

ボスはサムの脳腫瘍、彼が腫瘍!でも、何故か納得(汗)

だから、ボスの不正を暴き、捜査チームを解体しなければならない。

事故とは関係のない腫瘍なので、体力さえ残っていれば手術で取り除ける。
身体の状態と73年がリンクする事がわかってるサムは、この、ボスと捜査チームの解体が
最後の任務なんだと考えていたのです。

しかし、衝撃すぎる事が分かります。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!最終回のクライマック!!

「これで脳腫瘍をとって、目覚めるはず」

サムは詰め寄りますが、ハイドから来た刑事はしかめっ面です。

未来だの、昏睡状態だのと騒ぐサムに対して冷たい一言が出ます。

「事故のせいだろう。記憶喪失だ。ハイドにいた時の記憶はないのか?」

サムはポッカーーンです。

そして、ウイリアムズ夫妻の墓地の前に案内し、サムに見せます。

「君のご両親だ。君が12歳の時に亡くなった」

サムは混乱しています。そして、私も混乱しています(汗)(笑)✖2

サムは、苗字が違うと言いますが、彼は言います。

「君はハイド署のサム・ウィリアム。両親の話は君がした。12歳の時に事故で亡くなり君は一時的にこん睡状態に陥った。さっきの話はその時の記憶だろう。

君はマンチェスター署の不正を暴くために潜入捜査をしていた」

サムは違う、そんなはずはないと言います。しかし、近くのお墓が映りました。
そこには、サム・タイラーと書かれたお墓がありました。

「ここでプランを考えたんだ。今は1973年だ」と言われます。

署に戻り、自分のファイルをサムは調べました。そこには、ハイドから来た彼(モーガン)のサインが入った移動届けでした。

サムは、混乱してパニックになりラジオに話しかけますが、何事も起こりません。

そして、捜査チームにハイドから査定に来ているのが自分の正体だと告げます。

ちょっともめます(汗)しかし、ボスはすでに潜入捜査をしています。
サムは、敵ではないと仲間に訴えますが冷たくあしらわれます。ですが、最後の捜査チームの仕事に参加する事になりました。

仲間の女性警官に激しい平手打ちをくらいます。例の彼女です。

「痛いでしょ。現実だからよ」と、彼女は言います。
いつも、未来だの事故で昏睡状態だの言ってましたからね。

強盗グループに潜入してるボスを、列車で待ちました。その列車で強盗グループを一網打尽にする計画。

サムは、列車にてギクシャクしながら仲間と待ち受けています。

列車が急に止まりました。「はじまった」 悪党が列車に乗り込んで、ブツを運び入れています。ところが、サムはハイドの彼から無線機をもらっていました。

助けが必要な時、助けを呼び出せるようにです。

それを落としてしまった。すると、警察の無線が流れてしまいます。

「騙しやがったな」

銃撃戦が始まりました。ボスも「くそっ」と犯人に向かって打ち始めます。

しかし、数で不利です。サムは、助けを呼んでくると言います。

「自分だけ逃げるつもり?」と仲間に言われます。サムは言いました。

「必ず戻ってくる」

サムは無線で助けを呼びながら列車を降り、トンネルへと走っていきます。
「応答してくれ、聞こえないのか、助けが必要だ」

トンネルを少し進んだところに、ハイドの彼がいました。
サムは「ここで何を?早く応援を」と詰め寄ります。

しかし、助けなんか呼ばないと言います。

部下を危険に晒した責任で、ボスは辞職するだろう。銃声を聞いて、誰かが通報するだろう
と彼は言います。

つまり、サムは最後の仕事を完璧にやり遂げてしまったのです。

ハイドの彼は、背を向けトンネルの奥へと消えました。

振り返ると、仲間が助けを求めています。

その時、仲間が一人づつ撃たれ、ボスも撃たれました。トンネルの奥の方が光っています。

サムはその方へ引き寄せられるように歩いて行きます。

 

「サム……よく帰ってきた」

サムはチューブに繋がれ生命維持装置のような物が置かれた病室で目覚めた。

「執刀医のモーガンだ。腫瘍を取り除くのは失敗したかと思ったが良性だった」

サムが入院している病室の名前は「ハイド2612」。

ハイドとは、病室の名前だった。

現代のロンドン市内が映ります。

ここの映像マジックがすばらしい。実は、73年と同じ場所が写っているのですが、
73年と21世紀を決定づける物があまり写っていない。ビルはビルだしね。
でも、21世紀だと分かる映像になっています。これは、わりと撮影者か監督の才能が光っているシーンです。

やはり、73年は幻だったのか……。

仲間を見殺しにして、サムは戻ってきた。マンチェスター署に復帰。

だがサムは気持ちが晴れない。生きている実感が持てない。

会議も気が散っている。意見を求められたが聞いていない。

そして、「サム、手が……」と、同僚が言います。

すると、ナイフで手を刺して血が出ていました。

それをみたサムは、

「失礼」

と、会議室を出ます。

屋上に来たサム。景色をみて笑顔見せます。

そして、全力疾走!

飛び降りました。

 

すると、73年に戻ってきた。まさに、仲間が打たれる直前です。
そこで、サムは仲間を助けます。

「戻ってくるって、約束したろ」

と、超絶いい男っぷりです。

パブでの飲み会のシーンに写り、怪我をしていながらでも飲んでる仲間達。

ここでかわされた会話で、サムと仲間が和解していきます。

外に出て、例の彼女との会話になります。

「もうどっか行くとか言わないの」

「オレはどうすればいい」

「ずっといればいい……」

と二人はキスをします。何故、外に出たかと言ったら、おせっかいな人がパブでサムをたきつけたのです。

キスをしている所に、ボスの乗った車がやってきます。

「そこまでだ!発砲事件だ!みんな乗れ!」

車に仲間が乗り込みます。サムは「ボス、その怪我じゃ運転は無理じゃないだろうか」と提案しますが、大丈夫だと断られました。車には仲間が乗っています。

ラジオから声が聞こえて来ました。

「いそげ、まずい、息をひきとるぞ!サムッ!サムッ!」

するとサムは、この番組は嫌いだと言ってチャンネルを変えます。

ボスの運転で車は現場へ爆走していきます。おなじみのドタバタ組を乗せて。

走り去った道路で、子供達が走り回ります。その中には、初めから意味深にサムに話しかけて来る幻覚の少女がいました。そして、最後に、カメラ目線で

「TVの向こうに誰かいるの(視聴者)」

って感じで覗きこんだ。そして、スイッチを切るように暗転。

終了となりました。

 

この大人気ドラマですが、アメリカの国際エミー他、いろいろ受賞しリメイクもされました。

ま、分かる。面白いもんね。

こんなにも高視聴率をキープすれば、アメリカならば続編と続いていくのが当たり前なんでしょうが、そこはイギリス。サクッと終わりました。

少々の謎を残して。

アメリカがリメイクした題名は「ニューヨーク1973LIFE ON MARS」です。

さて、衝撃の最終回ですが、ネット上には多くの人が熱弁しています。

いろいろ考えて眠れない人や、持論を展開する人や、終わり方が気に入らない人や、
ほんと、様々。しかも、数が多い。日本でもヒットしたようです。

一番の問題は、1973年が妄想なのか、現実なのか。

ここです。

私は、妄想だと思うんです。根拠は、1973年です。

サムは、73年で4歳です。で、大人の自分が存在している訳です。
なぜ、それ以前ではないのか。また、以降ではないのか。

73年でなくてはならない理由。特別な年だったから他ありません。

だって、そうじゃない?父親も疾走する年だしね。

それに、妄想ならば材料が必要。赤ちゃんの時や生まれる前の情報では、
世界を作り上げる事が出来ないので、やはり、4歳の時ってのがしっくり来る。

未来、つまり21世紀の世界が妄想だとは考えにくいと思っていました。

私的に、もっとも望ましい終わり方は両方が現実。オーソドックスな終わり方(汗)

そんなラストを想像していました。ドラマの謎は、何故?過去に送られたのかって所で。
そして、事件がサムとリンクしている事から、送り込まれたのでは~と(汗)
ほら、ミッション8~(映画)みたいに(汗)

で、ハイドから来た人は、サムと同じ時代の人って感じで。

大外れでした(汗)

勝手に想像してたのは、元に戻ったら、年おいた元同僚が出迎えてくれて、
「秘密よ」みたいな感じになるんじゃないだろうかって思ってたんですが。

自殺するとは、斜め上いかれました。

死の瀬戸際に存在した73年に、戻ったなんて。

タイムマシーンにお願いってドラマがありますが、あんな感じのシステムがあるんじゃ(汗)
とかって、勝手に想像してました。

でも、だとすれば、あの精神病院にたたき込んだ犯人とかってどーよね。
きっと、二周目すれば、合点が行くかも。

君たちは僕の想像なんだってさんざん言ってましたけど、正しかったんだ。

あんなに帰りたがっていた未来、つまり現実に帰ってきたのに現実感が無くなるなんて。
まさに、生きる理由を失った状態。恋人も去ってるしね。

でも、お母さんはどうするんだよって(汗)ひどいわサム(笑)

もしくわ、やり残した事があったから帰りたがったのかも。

だって、仲間を銃撃戦の最中、助けを求められながら見捨ててきたんだから。
きっと、気になっていたのかもしれない。

ビルから飛び降りても、73年に戻れるって保証もなかっただろうしな~。
精神的な後遺症が出ていたのかもね。

現実を生きるって事を問いかけられます。

ちなみに、1話目か2話目位で「この妄想から抜け出す」とばかりにビルから飛び降りようとしたシーンがありました。

そこと、リンクさせているのかもしれません。

妄想の世界で死ぬと、現実に戻る!ならば……

サムが73年に戻れる自信って……それに、笑顔。ビルの屋上で笑顔で力いっぱい飛び降りた。サムには帰れる自信があった。何故?

左手をさしたナイフ。血が出る右手。痛みを感じないから、これは妄想の世界?と思ったのか。

73年で、ビンタくらった時「痛いでしょ、現実だからよ」って言われてたし、痛そうだった。

むむ?これは、視聴者に委ねられたのか?

でも、私は、21世紀の世界が妄想だとは考えにくい(汗)

この意見は、譲れんね。

しかし、なんとも……

生きるために死ぬとは……


 

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